2015年9月7日月曜日

多摩連帯ユニオンNEWS(JR版) 第1号 2015年8月19日

https://drive.google.com/file/d/0B2HgPUAlbi38VDhjNkxDZXY3ZTg/view?usp=sharing


鉄道レール溶接の労働者がストライキ
JRの全面外注化とたたかおう

 7月10日、練馬区の株式会社「全溶」で働く労働者42人(東京東部労組)が24時間のストライキに立ち上がりました。「全溶」はJRや私鉄各社のレール溶接を請け負っている会社です。
 夏期給与の増額、これまでの手当カットの復活、過去に減らした作業人員の増員など、労働者の生活と安全にかかわる切実な訴えに会社はゼロ回答。労働者は激しい怒りで立ち上がりました。
 「会社は4年前から赤字脱却を名目として労働者に犠牲を押しつける形で人件費カットを強行してきました。労働者は生活を守るためにやむなく夜間作業と昼間作業を繰り返すという過酷労働を強いられてきました。その結果、会社は黒字化を達成したにもかかわらず、労働者はひたすら我慢させられてきました」「団体交渉では組合員から『社長が寝ているあいだも労働者は働いてきた』『みんなの生活をどう考えているのか』と怒りの声が相次ぎ、組合側はその場でストライキ通告書を手渡しました」(組合の主張)。
 このストライキは関東一円の鉄道のレール溶接の保守点検の夜間作業を次々とストップさせました。ストライキで労働者の誇りがよみがえったのです。

労働組合に入って闘おう

 「全溶」のストライキはJRの業務全面外注化に対する闘いと一体です。JR東日本は、7月1日、駅業務の全面外注化を柱とするグループ会社の大再編を始めました。千葉や高崎や水戸の鉄道サービス会社で働いていた労働者に対して、JESS(JR東日本ステーションサービス)への転籍を強要し、労働条件のさらなる切り下げが行われています。さらにJRがたくらんでいるのは、JR本体で働く労働者の外注会社への転籍、非正規職化です。
 JRグループ会社、さらにその下請け会社で働く労働者への賃下げ、労働強化、非正規職化は絶対に許せません!JRの外注化を止め、安全と雇用を守るたたかいに私たちは全力で闘います。ぜひ、みなさんも私たち多摩連帯ユニオンに入ってともにたたかいましょう。
 動労千葉のような闘う労働組合に続いて、神奈川や新潟で、グループ会社で働く労働者とJR本体で働く労働者が一緒に労働組合をつくって団結し、JRの外注化や非正規職化に反対してたたかいに立ち上がっています。「全溶」に続いて、我慢ならない労働条件、職場の状況に対して多摩連帯ユニオンに入って一緒に闘いましょう!




動労千葉鉄建公団訴訟 最高裁棄却弾劾
外注化・非正規職化阻止 報告・決起集会

●8月23日(日)午後1時半開始
●星陵会館ホール(千代田区永田町)

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