2017年1月30日月曜日

多摩連帯ユニオンNEWS(JR版) 第17号 2017年1月28日

https://drive.google.com/file/d/0B2HgPUAlbi38dmc1N0R0V2JsbzA/view?usp=sharing


動労東京に入ろう!

 JRで働く労働者の皆さん。昨年6月、東京のJRおよび関連会社で働く労働者の組合、国鉄東京動力車労働組合(略称・動労東京)が結成されました。すべての労働者は雇用と権利を守るために動労東京に入って闘いましょう!
 動労東京の吉野元久委員長は結成大会で次のように宣言しました。「外注化・非正規職化の先頭に立つJR資本の下で膨大な非正規労働者が必死に生き、闘おうとしている。だからJRと関連会社の労働者が団結する階級的労働組合をつくると決断した」
 すでに動労東京には、JRの車両清掃業務を担っている交通機械サービスの仲間が分会を結成して、労働者の切実な職場要求として掲げた要員不足常態化を改善すること、などを巡って交渉を行っています。
 JRで働くすべての労働者は、動労東京に入って共に闘おう!
グリーンスタッフの採用停止に反対します
 JR東日本は2018年度から駅業務を担う非正規職のグリーンスタッフの採用を停止すると発表しました。外注会社のJESS(東日本鉄道サービス)が駅業務を担い、JRは安全に一切責任をとらない体制にしようというのです。JESSの就業規則では昇給は一生のうち三回まで、月給20万円程度にしかなりません。労働者から人生設計も働く誇りも奪う攻撃です。
 さらに重大なのは「安全の崩壊」です。1月15日、埼玉県蕨市のJR蕨駅で盲導犬を連れた視覚障害者の男性が線路に転落し、電車と接触して死亡する事故が発生しました。駅業務の外注化がなされれば、こうした痛ましい事故が繰り返されることになります。
 JRは鉄道会社でありながら、鉄道の安全にまったく責任をとらない!「エキナカ」でテナントを貸し出して儲ける不動産会社になっているのです。「命よりも金儲け」とは、このことです。
 動労千葉(国鉄千葉動力車労働組合)は、こうしたJRの全面外注化攻撃に対して、17年間に渡って闘っています。動労千葉は、「外注化は雇用と労働者の労働者の権利を破壊する。安全を破壊する。労働組合の団結を破壊する」と暴露しました。
 すなわち、労働者は労働組合に結集して団結し闘ってこそ、雇用と権利そして安全が守られるのだ、ということにほかなりません。
 闘う労働組合=動労東京に結集して共に闘いましょう!




動労東京とは
 国鉄東京動力車労働組合(動労東京)は、2016年6月1日「国鉄1047名解雇撤回、JRの全面外注化・非正規職化反対、常磐線の全線開通阻止」を掲げて結成しました。
 動労東京は、国鉄千葉動力車労働組合(動労千葉)とともに闘う労働組合であり、JRとJR関連で働くすべての労働者、正社員と契約社員・パートなどの非正規労働者がひとつに団結し、JR東日本と闘う労働組合です。




2.12国鉄集会に結集しましょう

国鉄1047名解雇撤回!
改憲と戦争の安倍政権を倒せ!
「働き方改革」―第2の国鉄分割・民営化との闘いを!
国鉄分割・民営化で不当解雇から30年

2.12国鉄集会

日時    2017年2月12日(日)午後6時(5時30分開場)
会場    すみだ産業会館8階サンライズホール(JR錦糸町駅前の丸井錦糸町店8階)
主催    国鉄分割・民営化に反対し、1047名解雇撤回闘争を支援する全国運動




ブラック企業=JRをぶっとばせ!
労働組合をつくろう!

 JR東日本は、鉄道業務の水平分業=分社化へ突き進み、JRとグループ会社で働く現場労働者を全面的な転籍へと追い立てようとしています。3.4ダイ改では「今までの延長線上にない視点に立った業務の見直し」として、グリーンスタッフ(契約社員)採用停止―駅別会社への動きだすなど「戦略的ダウンサイジング」「選択と集中」と言い始め、国鉄分割・民営化以来の大規模な地方ローカル線の切り捨てに踏み出しています。
 これらが雇用と安全の破壊に向いています。何より重大事故の危機が深まっています。多くの人が危機感を持っています。
 労働組合を甦らせ「労働者同士の競争をやめ団結して会社と闘おう」が合言葉となったとき職場の状況を変えることは可能です。
 3.3三多摩集会で、闘う労働組合=動労東京に合流しましょう。

ブラック企業=JRをぶっとばせ!
労働組合をつくろう!


3.3 三多摩集会

日 時: 2017年3月3日(金)19:00〜
会 場: 立川市女性総合センター(アイム)第2学習室
主 催: 三多摩労働組合交流センター
資料代: 300円

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